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ビーズショーではいろんな出会いがありますが、今回、私が一番の出会いを感じたのは、この方でした。白髪で上品なこの御婦人は、普段NYに住んでおり、このような展示会にでたのは今回が始めてとのこと。

 ダイナミックなビーズに惹かれてブースに入っていきました。いろんな色のビーズの上に模様が手描きされています。色鮮やかだけど、決して派手ではない独特な色合いから、なんとなく大地の香りを感じます。手にとってみると、ひとつひとつが違う表情を持っています。ぬくもりと共に、何かここから伝わってくるような気がしました。


 ブースにあるポップを見ていたら、「CERAMIC BEADS FROM A WOMEN'S PROJECT IN AFRICA」と書いてあります。そう、このセラミックのビーズは、アフリカの女性支援プロジェクトで作られたビーズだったのです。

 このプロジェクトは今からさかのぼること20年前に、ケニヤのコーヒー農園でスタートしました。このコーヒー農園でのストーリーは、ロバート・レッドフォードとメリル・ストリープが出演した、「愛と哀しみの果て("Out of Africa")」という映画にもなっているそうです。


 今では、このプロジェクトによって何百人もの女性が職を得て、現在、100人ほどの女性がビーズを生産しています。学校教育を受けておらず、文字の読み書きができない女性が職を得るのは難しく、また、子供を抱える女性達にとっては、職を得るのは死活問題です。

 このプロジェクトは、そのような女性達にビーズを生産する高度な技術を教え、女性が子供や親族を養っていけるように進められたものです。写真の左側の女性は、そのプロジェクトの始まり時にいた、二人の女性のうちの一人だそうです。

[ 写真上から ]
NYに住むアフリカンビーズのEXHIBITOR/
アフリカンビーズでつくられたてんとう虫と葉っぱのブレスレット/
ビーズを作る女性たち。左の女性はプロジェクトの始まりからいる女性
   
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