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ビーズ手芸で使う副資材ってどんなもの?〜ビーズ糸・その他編〜

前回、副資材の〜テグス編〜を掲載いたしましたが、今回は〜ビーズ糸・その他編〜をお送りいたします!

■ ビーズ糸

ビーズ手芸で使う糸は、裁縫などよりも細めの糸であることがほとんどです。
ビーズステッチやビーズ刺繍、ビーズ織りなどで使用します。
たくさんの種類があるので、技法や作品によって使う糸を選びましょう。

【ビーズステッチ糸】
ビーズステッチなどのビーズ手芸で使用する糸は、大きく「ナイロン糸」と「合成繊維糸」に分かれます。

●ナイロン糸
ビーズステッチ糸、と言うと主にナイロン糸を指すことが多いです。色々な国・メーカーのものが販売されています。
日本製のものだとMIYUKIやTOHOなどからも販売されていて、手芸店やビーズショップなどで手に入れやすいです。
合成繊維糸に比べ、価格も安価でビーズステッチを始めるときはナイロン糸をまず用意しておくのがオススメです。
カラーバリエーションも多く、ビーズステッチのほかに、ビーズ刺繍でも使用されます。

・MIYUKI:ビーズステッチ糸(K4570)
ビーズステッチのために開発された、単糸・ナイロン100%の日本製の糸です。
しなやかで、糸先のほつれがなく、ビーズステッチに適しています。
多くのビーズステッチ愛好家に選ばれるメジャーな糸です。
50m巻で表面はつるつるとした感触。滑りが良く丈夫で、モチーフに合わせて選びやすい豊富なカラーバリエーションが魅力的です。

・TOHO:One・G
ビーズステッチに適したナイロン100%の日本製の糸です。
表面を樹脂コーティングしてあるのでけば立ちがなく、張りがあって使いやすいです。
こちらもカラーバリエーションが多数あります。
通常の50ヤード(約46m)巻と、大巻の250ヤード(約229m)巻があります。

・Nymo(ナイモ)
海外勢のメジャーどころと言えばアメリカ製のNymo!
ビーズステッチ大国のアメリカで90%の人が愛用しているといわれている糸です。
光沢があり、色の美しさが特徴で、やわらかいですがしっかりと強い、ビーズステッチ、ビーズ織り、タッセルなどにオススメです。
ただし、縒りがかかっていないので作業中に糸が崩れやすく注意が必要です。
日本ではTOHOとMIYUKIから販売されています(MIYUKIでは「モノコード」としての販売)。

●合成繊維糸
ナイロン糸に比べ、伸び縮みしにくく、張りのある糸です。
耐久性があり、こすれに強いのでネックレスやブレスレットなどの身につけるアクセサリー作品に向いています。

・Dura Line(デュラライン)
ポリエチレン素材を特殊加工した糸で、引っ張り強度と耐久性に優れています。また、表面に樹脂コーティングが施されているので耐摩耗性が高いのが特徴です。
こすれに強く、何度も小さなビーズに通すビーズステッチなどでも糸が毛羽立ちにくいです。また、糸のすべりが良いので、作業がとてもスムーズにできますよ。
強度があるので、 ビーズホールの周囲が比較的鋭利なクリスタルビーズや竹ビーズを使った作品にオススメ。編んでいる途中で切れることが少ないのです。
手芸のハサミでも切れますが、切り口がバラついてしまうので、カットするときはニッパーを使いましょう。

・Fire Line(ファイヤーライン)
元々はバス釣り用の釣り糸として作られた糸。
鉄の12倍の強度を持つDMS社のマイクロダイニーマ(PE)繊維を特殊加工した糸で、耐磨耗性に優れています。
細さと丈夫さを兼ね備えていてビーズ愛好家の目に止まり、今ではビーズステッチに使われるメジャーな糸になりました。
編む感覚としてはとても細い針金を扱ってるような感じ。出来上がったステッチ作品はとても丈夫な仕上がりになりますよ!
ナイロン糸のようなしなやかさはありませんが、とても丈夫なのでアクセサリー作りにオススメです。
見た目は細いですがハサミでは切れません。カットするときはニッパーを使いましょう。

・Wild Fire(ワイルドファイヤー)
強度と耐久性をの高い、滑らかで張りがあるビーズステッチ専用糸です。
ファイヤーと付く通り、熱処理コーティングされています。この熱処理コーティングのおかげで表面がとても滑らかなんですよ。
非常に強く、耐水性があり、伸縮性もほとんどありません。糸割れしにくく、針に通すのも簡単!
ただし、高い強度があるので、割れやすい繊細なビーズには向きませんので注意が必要です。
また、ファイヤーラインと同様にハサミでは切れませんのでカットするときはニッパーを使いましょう。

■ ビーズクロッシェ糸(レース糸)

ビーズクロッシェで使う糸です。主にレース糸を使うことが多いですが、専用のものもあります。
専用のものはコーティングが施されているので、通常のレース糸よりもビーズの滑りが良く、丈夫で糸割れしにくいのが特徴です。
ただ、サイズ(太さ)やカラーバリエーションはレース糸の方が豊富です。

■ ナイロンコートワイヤー

ステンレス線をナイロンで包んだワイヤー。しなやかで丈夫で張りがあります。
ネックレスやチョーカーなど、アクセサリー作りに向いています。
天然石やビーズホールのフチが鋭いビーズなどを使う場合は、ワイヤーが切れてしまうことがあるので注意しましょう。
また、一度曲がるなどのクセがつくと元に戻せませんので丁寧に扱う必要があります。

■ ワイヤー

ワイヤーというと色々なものがありますが、ビーズ手芸では真鍮やステンレス製の手芸用ワイヤーを使うことが多いです。
アクセサリーはもちろん、モチーフキットなどにも使用しますよ。
テグスよりもカッチリと編むことができるので、ある程度の強度が欲しい作品などに向いています。
ただし、編んでいる途中でねじれたり、何度か編み直したりした場合、途中で切れてしまうことがあるので注意しましょう。
作品のパーツやチャームをメガネ留めで作る場合にも活用します。

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