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たくさんあります!シードビーズの加工種類

ビーズというと一番初めに思い浮かぶのは、カラフルで小さな丸いビーズ(シードビーズ)、という方がほとんどですよね。
シードビーズの形や大きさなどの種類については「たくさんあるビーズの種類をご紹介♪」の中でご紹介させていただきました。
ですが、シードビーズはその加工方法によってもさらに細分化されるんです!

ビーズ手芸をやっていると、ビーズの色などと一緒に、「スキ」や「ギョク」「ラスター」などと表記されているのを目にすることがあると思います。
これは加工の種類による分類なのですが、いったい何のこと?って思いますよね。
ビーズメーカーによって呼び方はちょっと違ってきますが、ここでは代表的な加工の種類と特徴をお伝えさせていただきます。

■ シードビーズの加工種類

・スキ
無色透明、または有色の透き通ったビーズのこと。ガラス自体に色がついておりますので色落ちしません。
また、透明なのでビーズに通したコードや糸の色が透けて見えます。
カラーテグスや糸を使い、あえてその色を見せる、という使い方もできます。

・ギョク
白色または有色の「不透明な」ビーズのこと。スキ同様ガラス自体に色がついているので色落ちしません。また、不透明なので、スキとは違い通したテグスや糸の色は見えません。
色味ははっきりとしたものが多いです。

・銀引き(銀メッキ・シルバーライン)
スキビーズの穴に銀メッキを施したビーズのこと。銀による光の反射がある為、キラキラとした印象になります。
銀は長期間の保管により、黄味を帯びたり、変色することがあり、変色、色剥げ、色落ちなど、使用条件や環境により耐久性に問題がある場合があります。

・ラスター
表面に無色の光沢(ラスター)を加えたビーズのこと。白っぽいツヤ、テカリがあります。
表面に様々な色の光沢(ラスター)を加え、焼付けしたビーズは焼付けラスターという加工もあり、その中でも、金色の光沢(ラスター)を加え、焼付けしたものをゴールドラスターといいます。
ゴールドラスターは、色によって紫外線で色が褪せることがあります。また、強い摩擦により色が剝がれたり強い溶剤で色落ちすることも。
通常のラスター・焼付けラスターに比べ、ゴールドラスターは耐久性に注意が必要です。

・中染め
スキビーズの穴を顔料、染料等で着色加工したビーズのこと。
色によって紫外線で色が褪せることがあります。また、強い溶剤で色落ちすることがありますので耐久性には注意が必要です。
MIYUKIでは有色のビーズの穴を着色加工したものを区別し、「中染めファンシー」と表記されています。

・セイロン
スキとギョクの間のような、半透明なビーズの表面に無色の光沢(ラスター)を加えたビーズのこと。
パステルカラーのやわらかい色合いになることが多いです。

・ツヤ消し
表面をスリガラスのようなツヤ消し(マット調)に加工したビーズのこと。
Frostedの頭文字をとってFと表記される場合があります。

・オーロラ(レインボー)
表面に虹色の光彩(レインボー)をかけたビーズのこと。見る角度によりオーロラのように様々な色に見えるのが特徴です。
オーロラはAurora Borealisの略でABと表記される場合があります。

・プレシャス
全体を、コパー(銅)や本金、ニッケル、パラジュウムなどの金属メッキを施したビーズのこと。他のビーズに比べ高価です。金属アレルギーの方はご使用いただけません。
コパー(銅)メッキのビーズは変色や色落ちの可能性があります。また、金属メッキなので色剝げにも注意が必要です。

・メタリック
黒色ビーズの表面に、様々な色の光沢を加え焼付けしたビーズのこと。
塗膜を乾燥、硬化させているため、比較的色落ちに強いです。

・玉虫
黒色のギョクビーズの表面に玉虫色のような変化のある色味の光沢を加えたビーズのこと。
角度によって色味が変わって見え、複雑な色合いを楽しめます。

・外色付け(着色)
表面を顔料、染料等で着色加工したビーズのこと。焼付けしていませんので色落ちに注意。
また、色によって紫外線で色が褪せたり、強い溶剤で色落ちすることがありますので耐久性には注意が必要です。

・外銀
表面に銀メッキを施し着色加工したビーズのこと。
焼付けしていないので、色落ちに注意が必要です。また、銀は長期間経つと黄味を帯びたり、変色することがあります。香水やハンドクリームでも変色することがありますのでご注意ください。
強い摩擦などで剥がれやすいため取扱いには注意が必要です。

・デュラコート
外銀、外色付け(着色)などの色落ちしやすいビーズに、透明のコーティングを施すことで色の耐久性を高めたビーズのこと。
外銀、外色付け(着色)に比べ、耐久性は上がっていますが、色剝げや色落ちを完全に防ぐことはできないので注意が必要です。

・シルク
ガラスの中に微細な泡を入れたビーズのこと。乳白色で筋の入ったような、サテンシルクのように艶やかな光沢を持ちます。
他の加工方法よりも強度が低めです。強い圧力や衝撃により割れる場合がありますので、使用の際は注意が必要です。


■ 選ぶのも楽しいシードビーズ

シードビーズの加工の種類、代表的なものだけでもこんなにあるんです!メーカーによってはこれら以外の加工方法もありますよ。
それぞれの色味の特徴などがわかると、これを作るにはこのビーズにしようかな?なんて選ぶ目安にも役立ちますし、自分の好みがどんな種類のビーズかわかってきたりしますよね。
ビーズの組み合わせも、色々お試しいただくとこの種類にはこの種類が合う、などの相性を見つけることができてより楽しめますよ。
ぜひ色々なビーズを使って、ビーズ手芸を楽しんでくださいね!


※説明の中で、変色や色落ち、色剥げなどの注意点が入っているものがありますが、それらが入っていないものであっても、使用方法や保管方法によっては生じる場合がございますので予めご了承ください。

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